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JR大分駅前の大分市末広町で計画されている再開発事業は、6月1日、解体工事が始まります。
再開発の裏で、31日、37年慣れ親しんだ場所での営業を終えた生花店があります。
その最後の日を取材しました。
◆フラワーショップ花しん店長 小代操さん
「サービスで入れときますね」
◆客
「いつもすみません」
JR大分駅前にある「フラワーショップ花しん」。
この場所で37年前から生花店を営んでいます。
しかし、ここ一帯はタワーマンションの建設など再開発が計画されていて立ち退くことに。
市内の別の場所に移転することにしていますが、6月1日からビルの解体工事が始まるため、この場所での営業は31日が最後です。
◆フラワーショップ花しん店長 小代操さん
「さみしい思いで、でも悔いを残さないように頑張ろうかなって。初めて主人と始めたものですから。花屋を知らないで始めたものだから、(亡くなった主人も)どっかできっと見ててくれると思います」
店にはきょう閉店を惜しむ常連客の姿がありました。
◆男性客
「いつも患者さんに治療の時、差し上げたりとか、包んでもらったりしてて、すごくお世話になりました」
◆男性客
「これ俺の気持ち。ほんのわずかなささやかな気持ちやけん。どうもありがとうございました。長い間お疲れさまでした」
◆フラワーショップ花しん店長 小代操さん
「胸がいっぱい」
◆店員
「常連さんがいっぱい来てくれたから。さみしいですね」
◆フラワーショップ花しん店長 小代操さん
「長い間ありがとうございましたと言いたい。もう少し(別の場所で)頑張りますので、細々とやっていきます、みなさん応援してほしい」
多くの人に支えられて37年。
再開発を機に新たな場所で再スタートとなりますが、この場所で咲かせた思い出はこの先も残り続けます。
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